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今日もクレームエンジン修理

本日もクレームでエンジン修理です。

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距離はまだ2800キロ

時々停止寸前でエンストすること数回

今回は自宅に帰ってきてもう一度エンジン始動しようとすると

エンジンかからず。

お近くのお客さんだったので押してきて入庫したが

ちょっと変なところで止まっちゃって

再始動できなくなることを思うと

怖くて乗ってられないとのこと。

ごもっともです。

こちらのスズキ レッツ4

現在同様の症状が多発しているため

サービスキャンペーンがでてます

ただ今回のキャンペーンは予防にはなると思うが

現状症状が出ている車種については

ちょっと効果無しかと思うのですが

そもそもなんでエンジン停止・始動不良になるかというと

現在の50~125ccのスクーター全般に

エンジン燃焼室にカーボンが溜まりやすい。

原因はいろいろあるのだがその対策の為に

各メーカー 水冷にしたりバルブシートの当たり面を変更したりして

対策をとっている

その溜まったカーボンがバルブに噛みこみ

混合気を圧縮出来ずに逃がしてしまいエンジンが掛からない。

まあ詳しくない方は何言ってるか分からないと思うので

実物でご案内。

まずこれがシリンダーヘッドを裏から覗いた状態。

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丸いのがINとEXバルブ

これがピコピコと動いて吸気・排気と作動している。

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そんでもって淵の部分にガビガビとしているのが問題のカーボン

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これがバルブが閉じたときに間に挟まってしまって

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圧縮できずエンジンが掛からなくなるというわけ。

ちょっと分かりにくいがバルブの笠の部分に

小さく乗っている塊がカーボン。

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こんな小さい塊でもエンジン掛からなくなっちゃう

さらにピストン側を覗いてみるとこちらはまださほど問題なさそう

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ただしピストンについている3本のリングのうち

一番下のオイルリングの不良で燃焼室にオイルが入ってしまい

それがカーボン化することもあるので

一応同時交換。

たった2800キロでこうなるのは早いと思うかもしれないが

なるときはなるんです。

ホンダ・ヤマハ・スズキと3メーカーで

同じような修理を何度もやっているので

どこも同じようなもんかな。




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テーマ : バイク屋さん日記
ジャンル : 車・バイク

珍しい新車クレーム修理

去年の11月に納車させてもらった

マジェスティS。

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2回目のオイル交換でご来店。

「調子はどうですか~?」と聞いてみると

「水温異常の警告灯が点くんだけどなんだろ?」とのこと

年末年始に50ccのスクーターのヘッドガスケットの交換が

立て続けに入庫していたのでもしやこれも?と思い

オイル抜くために下回りを覗いてみると

わぉ。オイル漏れしていてベトベトしてる。

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しかもガスケットからクーラントの滲みも確認できる。

はい。即入庫です。

入庫したのが土曜日夕方。

翌日曜日はお休みでゲレンデで滑りながら

リフトに乗っている最中に原因を考える。

今回漏れているのは

シリンダーの上のヘッドガスケットからクーラントと

下にあるベースガスケットからのオイル漏れ

17と22番のガスケット。

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今まで同時に漏れる故障を見たことが無い。

考えた結果

1. 同時に漏れるということはシリンダーが歪んでいるから?

2. それともヘッドボルトの締め付け不良か。

3. 上下ガスケットの製品不良か

なんとなく予想は出来たので月曜から

原因特定のため分解し始める。

はじめて分解する車種だが

スクーターの場合とにかく外装を外して

エンジンを降ろしてしまったほうが

いろいろと作業がしやすい

そんでもって降ろしたところで確認作業。

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一番上のヘッドカバーをパカっと開けたら

すぐに原因が解明!!

一枚目と二枚目の画像のナットの

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ねじ山の突出量が違うのがわかります?

4本中1本だけ突出量がちがう。

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緩めてみても3本は緩むが

この1本だけは緩まない

けっこうな力で緩めてみるとねじ山がかじっております。

結論。つまり新車組み立て段階での作業不良。

台湾生産のバイクだから台湾人の作業員リンさん(仮)

のミスでした。

こんなことあるんだな~。

歪みも考慮してシリンダーも念のため交換。

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外してみると不良箇所のガスケットだけ

ペロッとはがれて密着不良。

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しかもちょうどオイルラインがある箇所だったので

余計に漏れやすかったんだな。

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そうとわかれば部品発注して組みつけて完成。

ヤマハサービスと話しをしても珍しいケースでご迷惑をおかけしましたとのこと。

同時に燃料ゲージの不具合もあって

今回ポンプも同時交換した。

お客さんは「はずれのバイクひいちゃったかな~」

と不安な様子でしたが

納車後数ヶ月の不具合なのでお気持ちも分かります。


以上ちょっと珍しい保証修理でした。。



テーマ : 整備
ジャンル : 車・バイク

お食事中の方、見ないでください。

先日の修理。

フロントブレーキがスカスカで全く効かないと入庫

てっきりパットが減ってブレーキオイルの油面が下がって

エアでも噛みこんだかなと思いバラしてみると

わぉ。これは酷い。

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もともと液体のオイルがスライム状に・・。

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原因はブレーキオイルの未交換と

オイル自体もともと吸湿性の高いオイルなので

吸い取った水分とそれによって錆びたアルミのコラボレーションかな。

もちろん清掃してもスライムは取りきれないので

マスターシリンダーごと交換。

ただこちらのバイク、国内では販売していない

スズキのスクーターなので

国産部品を流用・ちょい加工して取り付け。

本日の教訓!!

定期交換部品はちゃんと交換しましょう!

ついでに同時期に入庫したズーマー。

スピードが出ないと点検するとこちらもプーリーもベルトも

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駆動系全部終わってんね。

一度も交換せずに25000キロぐらい走ったらしい。

むしろそこまで走れたことに感謝しましょう^^!


テーマ : バイク屋さん日記
ジャンル : 車・バイク

明けましておめでとうございます!

いや~。年をとると1年が早いと

よく言いますが

ホントに早いですね~。

年明けからはや2ヶ月ですか・・・。

遅れましたが明けおめです。

なんだかんだと忙しくさせてもらっている間に季節は春に

なってきました。

今年は例年にない暖冬で

ゲレンデも雪がホント少なく

本業??のスノーボードに困っているかとお思いでしょうが

12月の1週目から毎週楽しくあちこちで滑っています。

ただシーズンの終わりは早そうなので

滑れるときに滑っておかないと後悔しそうで

3月も全力で滑ってまいります!


さて副業??の整備の話しですが

いろいろとあるんですが

ちょこちょこと小出しで紹介したいと思います。

去年の修理ですが初めてのご来店で部品持込で

チェーン交換のご依頼のホーク2。

チェーンの交換方法は交換前のチェーンのカシメ部分を切って

新しいチェーンに交換してまたカシメ直すタイプと

クリップタイプの2種類ある。

うちではカシメ式のほうが外れる心配がないので

小排気量50~125cc以外のバイクには

カシメ式を使っているのだが

こちらの車両は交換前も持ち込みチェーンもクリップ式

外す前に見てみるとリンクが折れてる・・。

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恐ろし~~~~。

こんな状態で走ってきたとは・・・。

両方折れたらチェーンが切れて鉄の鞭が高回転で廻ると思うと

想像できますよね。

下手したら左足切断になりますよ。

ずっとチェーン交換してない車種は早めの点検を。

お次はギア。

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なにで入庫したんだっけかな?

そうそうオーバーヒートの警告灯が点いたので

入庫したんだった。

最近の原付は排気ガス規制の問題で

徐々に水冷の原付が多くなってきてます。

というより同じ水冷のエンジンをいろいろな車種に

使い回ししているというのが実情ですが。

そんでもって点検してみると冷却水不足。

それなら足せばいいじゃん!と思ったあなた

残念。不正解。

そもそも冷却水は減るもんじゃないんです。

ただ減ってるって事は漏れてるということ。

さあ原因を探りましょう。

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まずはオイルを抜くといきなり原因判明。

オイルと冷却水が混ざってカフェオレみたいになってます。

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そんならエンジン内のどこから漏れているのかとバラしていくと

あっけなく答え判明。

ウォーターポンプのメカニカルシールの損傷で

シリンダー内に冷却水が混じりこんだようです。

中を覗いてみると漏れた水玉も確認できる。

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そしてさらに分解するとよくわかりやすいでしょ!

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ってことで部品交換して完成。

この修理が去年の10月ぐらいだったかな?

年明けすぐにエンジン不動で入庫したら

今度はシリンダーガスケットの不良で再び入庫。

年末にも他のギアの同じ修理をこなしたばかり。

ヤマハはなんかガスケット抜けが多いように思います。



以上ひさびさの更新でした。















テーマ : バイク屋さん日記
ジャンル : 車・バイク

最近の修理いろいろ

最近の修理です。

なかなかブログにのせるような

修理が無かったもので

ぜんぜん更新してませんでした。

たまには更新して

ちゃんと仕事してるところをアピールしないと・・・!!


さて1台目はジャイロキャノピー。

リコール作業で

車体とエンジン部分がスイングする部分の

ロック機構の部品交換です。

マニュアルではエンジンを切り離すようになっていますが

そこまでしなくても作業ができそうなので

横着して半分切り離した状態での作業です。

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はじめてスイング部分をバラしてみましたが

すごく単純な構造です。

左右にスイングした時にクネクネし過ぎないように

ゴムのダンパーで制御しているとは知らなかった・・。

って事は距離が増えてくると

スイングが重たくなるのは

ゴムダンパーの硬化が原因ってことだな!

一つ勉強になりました。



次はスクーターのヘッドライトバルブの交換。

テールランプのバルブ切れで入庫。

すぐに交換して10分後再来店。

今度はヘッドライトも切れたらしい。

外してバルブをよく見てみると

フィラメント部分(発光するクルクルの部分)の

断線なんだが切れ方がおかしい。

よく見ると一部分熔けていて

その欠片がガラス部分に飛び散っている。

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こういう場合はだいたいオーバーチャージ(充電過多)

の場合が多い。

充電電圧を計測してみると18Vぐらいと異常な数値。

お預かりしてさらに詳しく点検。

充電系統の故障は

バッテリー・ジェネレーター(発電機)・レギュレーター(整流器)の

どれかが異常で発生する。

だいたいオーバーチャージはレギュレーターが原因がほとんど。

詳しい点検方法は割愛するが

やはりレギュレーターが原因。

経験上真夏の暑い時期に起こりやすい修理です。

もともと熱を発するレギュレーターの放熱が追いつかず

内部部品がショートするんだと思う。

どんなバイクでも必ず壊れる部品

特にホンダ・カワサキが多いような気がする。

ロングツーリングに出かけることが多い方は

壊れる前に先に交換しましょう。

壊れるとその時点で復旧は不可能ですので。

だいたい部品代1万~1.5万円ぐらいです。

こういうバイクのウィークポイントの情報は

自分で修理している方や

量販店で部品交換している方は

知らないと思いますので

たまには整備工場で点検修理するのを

お勧めします。



その流れで3台目。

台湾のPGOというメーカーのバイク。

飛び込みのお客さんだが

自分でブレーキパットを交換した直後に

ブレーキローターが割れたらしい。

ローターが割れる??

バイクを確認してみると

これは酷い・・・・。

即お預かりして部品を発注。

届いた部品と比べてみると一目瞭然。

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ローターの使いすぎで薄くなり

限界点でパキッと割れたんだろう。

メーターを見ると8万キロ。

この間一度も交換したことが無いんだろう。

これがスピードの出ている走行中発生したら

ローラー割れ→フロントタイヤロック又はブレーキ効かず→事故

に繋がるのは間違いない。

時にはプロの目で診断するのも必要ではなかろうか?



最後の一台は自然と車が作り出す芸術作品。

鎌倉方面の海の側で使われていた車の

錆で穴があいてしまったマフラーの交換。

マフラーを繋いでいるバンドのナット部分を見ると

すでにナットの面影は無く

錆でできたお花のように綺麗に亀裂が入っている。

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触ってみるとボロボロと崩れ

見るも無残な姿に・・・。

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ステーごと切って交換しました。

以上修理いろいろでした。










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